よく眠ることは、よく生きること

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

このブログを読んでくださっている皆さん、睡眠は取れていますか。よく、眠れていますか。

つまり、深夜に近付けば自然と眠気が来て、布団に入り電気を消せば、30分くらいの内に入眠できていますか。途中、何度も起きてしまうことはありませんか。朝、目覚めた時、身体や心の疲れは軽くなっていますか。日中、活動に支障が出るくらいの疲れや眠気が襲ってきたりはしませんか。

小さい頃から虐待を受けて育った人などで、不眠や慢性的な疲れに苦しむ人は決して少なくありません。布団に入って、目を閉じてはいるものの、その緊張感から完全に意識が途切れることなく、半覚醒状態で「眠っている」人がいます。「ぐっすり眠れた」という感覚を味わったことがない人がいます。

睡眠には身体を休めることはもちろんのこと、脳を休めることにも大事な役割を担っています。脳が休まらないと、心の健康や、日中の集中力、活動量、食欲、あらゆる方面で悪さをしてしまいますから、とにもかくにも、良い睡眠を取ってほしいと思います。

もしこれを読んでくださるあなたが「睡眠」に悩んでいるのなら、もうとっくに知っていることかもしれませんが、お伝えしたいことがあります。

  • 薬に頼っても大丈夫です。お医者さんが処方してくれる量・期間であれば、何ら問題はありません。
  • 22~24時くらいの間で時間を決めて、お布団に入り、目を閉じましょう。入眠に時間がかかっても大丈夫です。
  • 上記の就寝時間から6~8時間程度の起床時間を決め、その時間になったらどれだけ眠くても起床しましょう。
  • 日中、眠くなったら5分~10分の仮眠を取りましょう。ただし、16時を越えて眠気が来たら我慢して、就寝時間まで眠らないようにしましょう。

これらは睡眠のリズムが整っていない人にとっては、最初はかなり大変なことかもしれませんが、1か月もすれば睡眠リズムが整ってくることが期待できます。他にも就寝2時間前は食事・入浴を控えたり、眠る1時間前はTVやスマホを控えることも大切ですが、これらに関しては無理のない範囲でやっていけば大丈夫です。

あとは、眠る環境を整える、ということを考えたことはありますか。厳しい環境下で育った人というのは、時に硬い床や冷たい玄関先でタオルを敷き、薄い布地を掛けて眠る、といったようなことにも慣れていて、自身の睡眠環境をあまり気にしてこなかったということが珍しくありません。

だから、例えばこういったもので、ご自身が心地よく眠れるように役立つアイテムがありますから、参考にしてもらえると嬉しいです。

まず、一番に手に取っていただきたいのが、温かくて肌心地の良い毛布です。十分な大きさのものが良いです。そういうものに包まれて眠ってほしいです。

↓筆者と子どもたちが使っているものです。冬用と夏用があるといいと思います。軽いのにとても暖かく、洗えます。

敷き布団だけで眠っているのであれば、マットレスを敷く方が疲れが取れやすいです。

マットレスは実際に店頭で試すのが一番良いです。難しければ、↓は筆者が使っているものですので、ご参考までに。

最後に枕です。枕も店頭で試すのが良いです。難しければ、下記のように高さ調整ができ、低反発のものが良いと思います。

心の痛みを和らげるために、精神療法と同時並行で行っていただきたいのが、「よく眠る」ことです。そのための環境を整えていただきたいです。心地よい寝具で眠るということを自分に許してあげてほしいです。
よく眠るということは、よく生きるための大切な一歩となります。眠る時間が恐怖である人たちにとって、眠りが心地よいものへと変わることを願います。

最後までブログをお読み頂き、本当にありがとうございます。もし少しでも参考になったと思っていただけた場合は、バナーをクリック頂けると、ブログ更新の励みになります。では、また次回の記事でお会いしましょう。

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