運営者プロフィール|こころノートについて

運営者について

こころノートを運営している、ココロと申します。

きっかけは、2018年に目黒区で起きた、ある女の子の虐待死のニュースでした。

当時の私は、児童虐待とはまったく別の仕事をしていました。けれど、あの事件のあと「児童相談所は何をやっていたんだ」で終わらせたくなかった。調べれば調べるほど、誰かを責めて済む問題ではないことが分かりました。

じゃあ私に何ができるのか。その問いが、私の人生を変えました。

このサイトの成り立ち

あの事件をきっかけに児童虐待について調べ始め、やがて問題を抱える親子の交流を支援するNPO団体で働くようになりました。「何かしたい」という気持ちだけで飛び込んだ世界でしたが、親子関係の現場に立つ中で、児童虐待の背景にある構造的な問題——特に、親の認知機能や知的能力と虐待の関係——に出会いました。

支援の過程では、児童虐待に詳しい弁護士や医師と連携する機会も多く、法的な課題や医学的な知見についても、一般の方より少し踏み込んだ知識が自然と身につきました。

また、虐待臨床に特化した専門研修を受講し、学んでいくうちに、確信に変わったことがあります。

この知識は、専門家の書棚に閉じ込めておいてはいけない。

専門書や学術論文には情報がある。けれど、それは専門家向けの言葉で書かれていて、当事者が「これは自分のことだ」と感じられるような形にはなっていない。支援者が現場で使える形にもなっていない。

こころノートは、その「翻訳」を試みるサイトです。

臨床の知見を、あなたの痛みに届く言葉に置き換えること。「なぜ自分の親はああだったのか」という問いに、構造と論理で答えること。支援の現場にいる人が、目の前の親子を見立てるための道具を渡すこと。それが、このサイトの存在理由です。

私の立場について

正直に申し上げます。

私は医師でも、弁護士でも、臨床心理士でも、公認心理師でもありません。もともとはまったく別の仕事をしていました。あの事件をきっかけに児童虐待について学び始め、NPOの支援現場で親子に関わるようになり、専門研修で学んだ知識と、弁護士や医師との連携を通じて得た実務的な知見、そして現場での経験をもとに記事を書いています。

このサイトに書かれていることは、医療行為でも、カウンセリングでも、診断でもありません。

記事を読んで「自分のことかもしれない」と感じた方は、どうか信頼できる専門機関に相談してください。

こころノートの役割は「地図を渡す」ことです。

あなたが自分の状況を構造的に理解し、必要な支援につながるための道案内。それ以上でも、それ以下でもありません。

有料記事について

こころノートの記事の一部を無料で公開していますが、多くの記事は有料とさせていただいています。

このサイトは、NPOの仕事をしながら個人で運営しています。専門研修の受講費、書籍の購入費、サーバーの維持費、そして何より、一つひとつの記事への誠実さを保つためにかける時間——これらを支え、書き続けるための基盤として、有料という形をとっています。

無料で大量に発信することよりも、読者の痛みに届く言葉を一本ずつ選び抜くことを優先したい。そのための選択として、ご理解いただけると幸いです。

知識の背景

このサイトの記事は、以下の知識体系を基盤としています。

  • 虐待臨床に特化した専門研修での学び
  • 親子交流支援NPOでの実務経験
  • 支援現場での弁護士・医師との連携を通じて得た法的・医学的知見
  • 児童精神医学・発達心理学の公刊書籍(参考文献・推薦図書ページを参照)

私自身が研究者や治療者として活動しているわけではありません。専門家が生涯をかけて積み上げた知見を、支援の現場にいる者として、あなたに届く形で言葉にしています。

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